2024.07.03

社会性ってなんだ？自分にとって『ちょうどいい』を見つけよう！
eスポーツ専門放課後等デイサービスTJ-es

スタッフの声

こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス　TJ-esは、13歳〜18歳（中高生）の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。

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社会に出るまでに身に着けていきたいスキル『社会性』。

人それぞれ価値観が違うように、社会性と聞いて受ける印象が違うように感じています。
今回はその社会性について、考えていきましょう。

社会性とは
社会の中で他者と関係を築き、コミュニケーションを取り、協力し、よい関係を保ちながら生きるための能力や行動のこと。お家や学校、職場など、さまざまな社会的な環境で円滑に生活するために不可欠です。社会性が高い人は、他者との関係を築きやすく、協力的な姿勢を持つことができています。

社会性

１．コミュニケーション能力
他者と情報を交換したり、意思疎通を図ったりする能力。言葉だけでなく、非言語コミュニケーション（表情、身振り、態度など）も含まれます。

２．共感力
相手の感情や立場を理解し、共感する能力。

３．協調性
他者と協力し、チームワークを発揮する能力。異なる意見や立場を尊重しながら、共通の目標に向かって努力することが求められます。

４．自己制御
自分の感情や行動を適切にコントロールする能力。特にストレスの多い状況や対立が生じた場合でも、冷静に対処することが求められます。

５．責任感
社会の一員として、自分の行動に対して責任を持ち、他者や社会に対する義務や約束を果たす能力。

６．倫理観と道徳
社会のルールや規範を守り、公正かつ誠実に行動することです。これには、正直さや信頼性、他者への配慮が含まれます。

７．柔軟性
変化する状況や環境に適応し、新しい情報や意見を受け入れる能力。これにより、困難な状況にも柔軟に対処できます。

８．問題解決能力
社会的な問題や課題に対して、効果的な解決策を見つけ、実行する能力。これには、分析力や創造力、決断力が求められます。

ただ、社会性に順応することだけを考えて、自分が窮屈になることは避けたいです。
ASDやADHDと診断を受けた子の中には、過剰適応で知らず知らずのうちに辛くなり、学校に行けなくなったり、家から出るのが億劫になる子が多いです。

そのための対処法をご紹介します。

自分を大切にしながら社会性を高める方法

１．自己認識
自分の気持ちやニーズをよく理解すること。自分が何を感じ、何を求めているのかを知ることで、他者との関わり方も適切に調整できます。

２．境界線の設定
他者とどの程度関わるか、自分の中で明確な境界線を設定。自分の時間や空間を大切にし、無理をせずに他者と関わることが大切です。

３．ストレス管理
社会的な関係がストレスになる場合は、そのストレスを管理する方法を見つけましょう。例えば、趣味やリラクゼーション、運動など、自分をリフレッシュさせる活動を取り入れます。

４．適切なコミュニケーション
自分の気持ちや意見を適切に伝えることが重要。アサーティブなコミュニケーション（自己主張と他者尊重のバランスを取ったコミュニケーション）を心がけましょう。

５．サポートシステムの活用
自分が困った時には、信頼できる友人や家族に相談することが大切です。専門家の助けを求めることも一つの方法です。

社会に適応することと、自分の気持ちを大切にすること。
このバランスが保ちにくいと感じたら、放課後等デイサービスの利用がオススメです。

TJ-esでは、気持ちを言語化し自己理解を深めるための面談や、相手を傷付けず自分を大切にするために日々の声掛けを行っています。

eスポーツは特に、自分の感情が動きやすく、自制が難しくなる瞬間が多いので、そのときどうするか放課後等デイサービスで練習できるのは、大きな利点です。

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