こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
「うちの子ずっと家でゲームして・・・。ゲーム依存症かもしれないんです」
「ゲームばっかりしていたら頭が悪くなるのではと心配です」
と見学でお話を伺うことが多々あります。
また、『ずっとゲームしていて不登校になった=ゲームは悪いもの』
とお考えの方もいらっしゃいます。
(TJ-esでは動画編集やイベントの裏方など「ゲームをするだけ」ではないカリキュラムも用意しております。)
ただ、私たちTJ-esとしては、この障害に対して、発達特性や社会的要因など、他の要因があるのではないか?
という考えでおります。
例えば、もともと学校に通っていたが、進学したところ高圧的な教師に会って以来、学校に行けなくなってしまった。その結果、ゲームに没頭するようになって昼夜逆転する生活を送っている。
これはゲームが悪いのでしょうか?
正しくゲーム障害について認識する。
それこそが本当に必要なことだと考えています。
ゲーム障害は、WHOの国際疾病分類(ICD)で定義されました。2022年1月から発効されています。
①ゲームをする頻度・時間をコントロールできない
②日常生活において、ゲームを最優先にしてしまう
③悪影響が出ているにもかかわらず、ゲームを続ける
こうした行動が少なくとも12か月以上続く場合に、ゲーム障害と診断される可能性があるとしています。
ただ、この障害は、「モラルパニック」(=社会的に脅威となるものに対する排除行為)にあたるとして、アメリカの心理学会では反対意見も出ています。
過去のモラルパニックの例を挙げると、テレビを見すぎると学力低下を引き起こす、特定の音楽を聴いていると学力低下を引き起こす…など、その例は多岐にわたります。
問題なのは『ゲーム』ではありません。
『依存』なのです。
依存の理由は、多種多様です。ただ、そのメカニズムを紐解くと、『生活しづらさ』にたどり着くことがほとんどです。
特に発達障害の方たちは、物事や感覚の過敏さ、生活する中での予測できないことや新しいことへの不安、対人関係でのストレスが、想像以上に大きかったりします。
「苦手なのに『それくらい出来るのが普通でしょ』と言われた」
「怒られたけど、自分でもダメだってことはわかってる。どうして怒るだけで、コントロールの仕方は教えくれないの」
「『空気読めないな』と馬鹿にされる、いじめられる」
「字の読み書きが苦痛なのに、手書きを強要される。しんどい」
そんな思いを日々抱えて、心が傷付いている子は、多いです。
『ゲーム依存では?』と思われている子たちは、ゲームという楽しく安心できるツールを、拠り所としているのです。そして、自分で見つけたゲームという拠り所以外のツールを、知らないのです。
根底にある『生活しづらさ』に目を向けると、ずっとゲームをしていて昼夜逆転、他のやるべきことがままならない、なんてことは減っていくかもしれませんね。
ちなみに、eスポーツのプロアスリートには、自己管理能力が高くないとなれません。
『1日10時間はゲームの練習時間』と決めたら、その時間を確保し練習、戦える体力をつける、睡眠はしっかりとる、メンタルが結果を左右しないようなメンタリティトレーニングをするなど、野球やサッカーのようなフィジカルスポーツのアスリートと同じような生活を送っているのです。
TJ-esではeスポーツを通して自己管理能力を高められるよう、支援を行っています。
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現在、札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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