こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
デジタルイラストを描く手順、いわゆるメイキングの流れを本記事では紹介します。
TJ-esではeスポーツに加えて、イラストのカリキュラムもございますので、ぜひご興味のある方は見学にお越しください。
さて、メイキングの流れについて話は戻ります。
カタカナの専門用語が多いですが、意味を覚えてしまえば簡単に理解できますよ。
まず、簡単な図形や線を描いて、イラストの全体像や構図を決めていきます。これを『アタリ』といいます。この作業をせずに、細かい下描きから始めてしまうと、絵のバランスが崩れたり、枠に収まりきらなくなったりします。
アタリは、まだ全体のバランスを見ている段階なので、キャラクターの表情や服の動きなどは細かく描かず、腕の位置や顔の向きなどをざっくりと描くだけでOKです。
アタリが描けたら、それに沿って、細かく下描きを進めていきます。この段階でイラスト全体のイメージが決まるため、キャラクターの表情や服の動きなども詳細に描き入れていきましょう。
また、この時点でレイヤー機能を使用するのもおすすめです。レイヤー機能とは複数の画像を重ねて表示することが出来る機能です。重なった画像1つ1つをレイヤーと呼びます。
この機能を使えば、アタリの絵と、下描きの絵を、別々の画像(別々のレイヤー)として、重ねて描くことができます。こうすれば、後でアタリを消す時に、アタリのレイヤーを削除するだけで済みます。
『線画』はペン入れや清書とも呼ばれます。下描きをなぞって綺麗な線画へと仕上げていきましょう。ただし、線画がただの下描きをなぞる作業にならないよう注意する必要があります。
線画が仕上がったら、いよいよ色をのせます。パーツごとに基本となる色で塗りつぶして配色していきます。配色の時もレイヤー機能を活用しましょう。肌や服・髪・眼など、パーツごとにレイヤーを分けておくと修正するときに便利です。
この時どのような配色にするかによって、キャラクターやイラスト全体のイメージが決まります。キャラクターのイメージカラーや、イラスト全体のバランスを見ながら配色しましょう。
髪や肌、服などの基本となる色を塗った後は光源の向きを決めて影をつけていきましょう。光源の反対側を濃い色で塗り、イラストに立体感を持たせます。
影を付けた後は光源に近い部分にハイライト(最も光っている部分の色)を入れたり、頬にチークを入れたりして、魅力的なイラストに仕上げていきましょう。
イラストの上達方法は様々なものがありますが、プロのメイキング動画を視聴することも、上達の近道になります。
プロが実際に手を動かして描いている様子を見ることで、新しい発見があったり、描き方が掴めてきたりするかもしれません。
アニメ『花咲くいろは』や『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のキャラクター原案を担当したイラストレーターです。『岸田メル』先生は、YouTubeにメイキング動画をアップしています。
岸田メル先生は、自身の公式ブログも持っているので、気になる人は一度のぞいてみると大変勉強になるでしょう。
マンガ『ひだまりスケッチ』の作者で、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案を担当した『蒼樹うめ』先生メイキング動画も参考になります。
YouTubeにメイキング動画やライブドローイングの動画もありますので、検索して視聴してみましょう。
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