こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
放課後等デイサービスとは、障がいのある子どもの居場所・学習の場・自立支援の場となる学童のような児童福祉サービスです。一般的な学童と同じように、学校終わりの放課後や長期休暇に利用できます。
これまで児童福祉サービスに年齢の垣根はありませんでした。しかし、2012年の児童福祉法改定により未就学児は「児童発達支援」・就学児童は「放課後等デイサービス」に分けられました。
つまり、放課後等デイサービスの対象年齢は6歳(小学校一年生)から18歳(高校三年生)までとなります。
まずは、放課後等デイサービスの特徴や対象になる子どもの条件について詳しく確認していきましょう。
障がいのある子どもの居場所となる放課後等デイサービスですが、一般的な学童のように子どもの居場所となるだけの施設ではありません。以下のような特徴があります。
【放課後等デイサービスの特徴】
1点目の特徴は、子どもの発達や特性に合った療育を受けられることです。放課後等デイサービスでは、児童発達支援管理責任者が作成した個別支援計画に基づいた療育を行っていきます。
一人一人に適切な個別の課題を設定してもらえるので、生きていくために必要な力を徐々につけることが可能です。子どもの成長に寄り添った対応で親も安心して任せられます。
社会性を身につけられることも放課後等デイサービスの特徴の1つと言えます。
放課後等デイサービスは定員10名程度の小規模なサービス。学校とは異なった小さな集団で生活をするので、集団行動が苦手な子どもの練習にはぴったりな環境です。
スタッフの目の行き届く範囲で社会性をはじめとした様々なことを学べます。
放課後等デイサービスは、障がいのある子どもの療育だけでなく、家族のサポーターである「レスパイト」としての役割も担っています。
レスパイトとは、日本語で休止・休息などの意味があり、障がいのある子どもの家族が一時的な休息を取れる支援です。放課後等デイサービスに子どもを預けている時間に、親は自分の用事を済ますことも兄弟などの家族に時間を当てることもできます。
では、放課後等デイサービスはどのような子どもが利用できるのでしょうか。下記に放課後等デイサービスを利用できる子どもの条件をまとめました。
【放課後等デイサービスを利用できる子どもの条件】
それぞれ詳しく確認していきます。
放課後等デイサービスは、あくまでも障がいのある児童とその保護者をサポートするためのサービスです。利用できるのは障がいのある児童のみで、健常児は対象外になります。
しかし、障がいがある子どもであれば誰でも受け入れ可能なわけではありません。施設によっては、車椅子や重度の障がいがある子どもの受け入れが不可なケースもあるので、必ず施設ごとに条件を確認しておきましょう。
放課後等デイサービスを利用する子どもは、原則として就学児童である必要があります。6歳から18歳を対象とした福祉サービスなので、小学校就学前の6歳までの子どもは「児童発達支援」を利用してください。
ただし一部例外として、18歳以上でも放課後等デイサービスが必要であると判断されれば20歳まで利用できるケースもあります。お住まいの自治体によって判断基準が異なるので、事前に確認しておきましょう。
一般的に、学童のような施設は保護者の就労の有無が問われることがありますが、放課後等デイサービスではそのようなことはありません。保護者の就労の有無に関わらず、障がいのある子どもは利用できます。
放課後等デイサービスは、家族の負担軽減・障がいのある子どもの自立支援などを目的としたサービスなので、働いていない方でも安心して利用してください。
前述した通り、放課後等デイサービスは障がいのある就学児童を支援するサービスです。このため、残念ですが健常児は利用できません。障がいのない児童や支援を必要としていない子どもは学童などのサービスを利用しましょう。
ただし、普通学級に通える程度の軽度の障がいがある子どもは利用可能です。放課後等デイサービスを利用するには自治体が発行する受給者証が必要なので、事前に取得しておきましょう。
最後に、放課後等デイサービスに関するよくある質問をまとめました。
【放課後等デイサービスに関するよくある質問】
それぞれ詳しく確認していきましょう。
放課後等デイサービスは、学校終わりの放課後や夏休み・冬休みなどの長期休暇に利用可能です。そのため、学校の開校日と休校日で営業する時間が異なります。下記はTJ-esの利用可能時間です。
【TJ-esの利用可能時間】
学校の開校日は午後から夕方まで預かりがある一方で、休校日には午前中から利用できる施設もあります。いずれの施設でも夕方まで利用できる事業所が多いことが特徴です。
利用可能時間は事業所によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
施設の空き状況にもよりますが、原則として放課後等デイサービスと学童の併用は可能です。施設の職員や相談支援員に連携の依頼もできます。
週に1回は学童に通い、他の日は放課後等デイサービスに通うなど、子どもの状況に応じて療育の方法を考えることができます。
放課後等デイサービスはグレーゾーンの子どもも利用できます。しかし、利用するためには受給者証の取得が必要です。
受給者証とは、障がい児通所支援を受けるための証明書で各自治体から発行されます。医師から療育の必要があると診断されるだけで取得できるので、障がい者手帳や療育手帳のない子どもでも利用可能です。
当記事では、放課後等デイサービスを利用できる子どもの条件について解説してきました。放課後等デイサービスは、障がいのある6歳から18歳の就学児童を対象としたサービスなので健常児は利用できません。
しかし、保護者の就労の有無は関係なく、療育の必要性がある子どもなら誰でも利用できます。子どもの特性や発達に合わせた支援が可能なので、ぜひ放課後等デイサービスの利用を検討してみてくださいね。
現在、札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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