こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
TJ-es主催大会
ONE TO ONE Vol.1
タイマン最強決定戦APEX
が、先週の水曜、終わった。
ONE TO ONE(OTO)Vol.1は、
TJ-esの学生を対象にオフライン大会として開催された。
APEXのプロゲーマーを目指すtomato選手も、もちろん参加。
――大会の意気込み、お願いします
tomatoさん:意気込みは、まぁ…楽しかったらいいな
――楽しめたらいいな?
tomatoさん:うん
TJ-es初めての大会。
スタッフも緊張する中、tomato選手は普段と変わらない様子だった。
……いや、そう見せようとしていたのかもしれない。
試合は1v1。
3戦中2本先取した選手が勝ち進むトーナメント戦。
tomato選手は、1回戦を2-0で勝ち抜き、順当に進んでいった。
準決勝では、普段一緒にプレイし、教えることもあるDJ TAKANYA選手と対戦。
ド緊張するDJ TAKANYA選手を横目に、
「まぁ、どうなるかわかんないから」と普段と変わらぬ声色で話していた。
準決勝は、2-0でtomato選手の勝利。
勝った後も「危なかったー!」「いい試合だった」と相手を労うことを忘れない。
自然とその言葉が出てくるのが、tomato選手のすごいところでもある。
大会中は、持ち前のトーク力で、周囲を和ませ
「アツいなぁ…!」とトーナメントを勝ち上がる選手を鼓舞するように呟いていた。
決勝戦。
何度も一緒に練習していた、ぎょうざはるまき選手と対戦。
今大会のダークホース的存在。
普段のプレイスタイルとは少し違い、確実に優勝を狙いにきていた。
オーディエンスが息を飲む中、始まった試合。
初戦は、ぎょうざはるまき選手が1本先取。
tomato選手は「うわー!!」と表情を緩ませながら、またグッと集中する。
2戦目は、tomato選手の勝利。
手に汗握る3戦目。
お互いが警戒し合いながら、決着がついた。
「あーー!クソッ!!」
悔しい声を出したのは、tomato選手。
表情を変えず、静かに喜びを噛みしめる、優勝者のぎょうざはるまき選手。
――自信ありましたか?
tomatoさん:自信はあったっちゃ、あったけど…緊張もしてたから。
――優勝できそうだった?
tomatoさん:2位か1位は取れるかなって、実際思った。
――まぁ、1v1だしね?今までも1v1、あまり負けてこなかったから、自信はあったろうなーって思ったよ
tomatoさん:(ぎょうざはるまき選手)強すぎるんよ、普通に
――(ぎょうざはるまき選手)うまかったね
tomatoさん:マジで勝ちにきてるんだなーって。
――前に1v1やったときと違ったんじゃない?
tomatoさん:全然違うよね。強かったもん。前も強かったけど、(今回)強かった。
ちゃんと勝ちにきてるし、エイムも良いし。
――そうだね
tomatoさん:いやでも、俺が「冷静ではなかった」っつったら、そう。
――試合の結果的には、準優勝だけど、試合後の感想は?
tomatoさん:悔しかった……
いや、でも、もうちょっとちゃんと、ちゃんと撃ち合いたかったな…っていうのもあった。
まぁでも、撃ち合ったら負けるってわかってたから、あぁ立ち回りしたのかもしんないし。
まぁもともと、あの立ち回りだったとしたら、ホントにガチで勝ちにきてんだなぁ。
強いなぁ、って感じだった。
――これからどうしたいですか?
tomatoさん:これからどうしたい!?APEXは、したくないな。
――え?なんて!?
tomatoさん:APEX、ランクはしたくない。イヤ。
――いや、それは置いといて!大会おわりました。リベンジしないんですか?
tomatoさん:まぁ別にしてもいいけど、
俺も、APEXやってれば上手くなれんのかなぁ
――考え方次第かなー?
tomatoさん:だって、最近家でAPEXやってないんだもん……
――例えば、決勝の相手のぎょうざはるまき選手の動きだけど勝利するために、極端に被弾を避ける立ち回りをしていたよね?だから逆に最初の方のタイミングで……
tomatoさん:そう!終わった後に、「前に出て戦ったほうが勝利する可能性があったかなー」って思った。
――まぁ、そうだねー。心理戦だもんね。
tomatoさん:でも結果論だからなぁ…
――また次回、がんばりましょう!
この背中は、準優勝したtomato選手の帰り際の姿。
なぜだろう。
私には、勝負を終えた男の背中に見えた。
こうして緊張する試合を経験し、悔しい思いで練習に打ち込んで、もっともっと強く逞しくなっていくのだろう。
次回大会のtomato選手の成績に、期待が高まる。
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