こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
現在、さまざまな業界で「イラストレーター」の需要が増えています。昔に比べてずいぶんデビューしやすい職種になりました。これからイラストレーターを目指す人のために、イラストが関わる仕事にはどのようなものがあるのか、また仕事を得るための方法について解説していきましょう。
イラストは私たちの生活の中にあふれています。イラストレーターといってもさまざまなお仕事があるのですが、代表的なものとして以下のようなものが挙げられます。
(1)ゲームのキャラクターなどを描く
イラストレーターの需要が急増した理由のひとつに、ゲームのお仕事があります。もともとゲーム業界とイラストレーターの関わりは深かったのですが、スマートフォンを使用したソーシャルゲームの登場によって、ますますイラストの重要性が高まっています。
たとえば、大ブレイクした「神撃のバハムート」というソーシャルゲームがあるのですが、このゲームは1万枚以上のカードから自分のデッキを組み立ててモンスターと戦う、というシステムになっています。
カードには1枚ずつ美麗なイラストが描かれており、このゲームひとつでも1万枚以上のイラストが必要になります。とうてい数人のイラストレーターではまかなうことができませんから、百人以上のイラストレーターが活躍しています。
また、カードバトルゲームはソーシャルゲームの一大ジャンルとして定着しており、それぞれのゲームで最低でも1000枚くらいのイラストは必要であることを考えると、イラストレーターの需要の高まりがどれほどの規模かだいたい想像していただけるでしょう。
ある程度、設定が固まっているキャラクターをイラストに起こすこともあれば、キャラデザインの時点から携わるケースもあり、画力だけではなくデザインセンスも必要です。
ゲーム中にペンネームを表記されることが多く、キャラデザインしたゲームがヒットすると知名度も一気に上がります。『現代イラストレーターの登竜門』といってもいいでしょう。
(2)ライトノベルなど小説の挿絵
小説とイラストは切っても切れない関係です。表紙のイラストひとつで小説の売れ行きが大きく変わることがあるため、極めて重要な役割を担っています。自分らしさを出すことも大切ですが、小説の世界観を一枚の絵として表現する必要があることから、ある程度のスキルや経験が求められるようです。
最近はイラストを多用するライトノベルのお仕事が増えていて、担当した作品がヒットすれば一躍、売れっ子イラストレーターの仲間入りをすることもできます。ライトノベル原作のアニメや映画も増えており、クリエイターとしての満足度も高い仕事です。
(3)広告のイラスト
雑誌・チラシ・WEBサイトなどに掲載する広告のイラストを描くお仕事です。広告では描写の技術も大切ですが、それ以上にお客さんの心をつかむことが求められます。紙媒体ならば印象に残るようなインパクトのあるイラスト、WEB媒体ならば思わずクリックしたくなるような魅力的なデザインであることが重要です。
広告はもともと人に見せることを想定しているため、イラスト関係の中でも、人目に触れる機会が多い仕事です。次の依頼につながることも多いので、積極的にチャレンジしてみましょう。
(4)テレビ関係
テレビ番組やCMなどに使われるイラストを描くお仕事です。
番組や商品によって求められるテイストが異なるため、リアル・アニメ・ディフォルメなど、複数のタッチを使い分けられる人ならば幅広く活躍することができます。
プロジェクトの規模によっては多くのクライアントと関わることになるので、コミュニケーション能力も必要です。
それではイラストレーターとして活躍している人は、どのようにしてお仕事をもらっているのでしょうか。
以前は出版社、編集プロダクション、広告代理店などに作品を売り込むのが一般的でしたが、最近はイラストレーター向けの『仕事紹介サイト』を利用する人が増えています。
イラストレーター向けの仕事紹介サイトとは、簡単にいうと「イラスト関係の仕事を探している人」と「イラストレーターを探している人」を結びつけるマッチングサイトです。
楽天ビジネスなどの大手・汎用のマッチングサイトを利用してもいいのですが、イラスト・マンガ・デザイン専門のマッチングサイトのほうが、自分の作品性や個性を生かした仕事が得られやすいのではないでしょうか。
基本情報やポートフォリオなどを掲載するだけで、大手企業・官公庁・ベンチャー企業・個人経営者などから依頼が届きます。
「持ち込みをするのは抵抗があるけれどイラストの仕事をしてみたい」という人に最適です。
ほかには出版社が開催している「コンテストに応募する」方法もあります。
ライトノベルを制作しているエンタメ系の出版社では毎年のようにコンテストを行なっており、受賞者は賞金のほかにラノベのイラストレーターとしてデビューが約束されるなど、さまざまな特典があります。最近は持ち込みを断って、コンテストのみで募集している出版社も増えているようです。
作品を郵送するだけでいいので、地方に住む人や、働きながらイラストレーターを目指している人にもおすすめです。
イラストレーターの仕事が増えている今、イラストを描いて報酬を得るのはそれほど難しくありません。
しかし、プロのイラストレーターとして生きていくためにはいくつか必要なものがあります。そのなかで最も重要といえるのが「締め切り厳守」の精神です。
どんなにイラストが上手な人であっても、締め切りまでに納品できない人は信頼を失ってしまいます。イラストレーターとしての技術や経験はもちろん重要ですが、ビジネスにおいては「信頼できるかどうか」が重要です。
締め切り厳守の大物イラストレーターとしては、鳥山明先生が有名です。
鳥山先生はアシスタント経験などを経ず、デザイン会社のデザイナーを務めたのち、少年ジャンプに持ち込みを続けてプロデビューを果たしました。
サラリーマン経験がある鳥山先生は、大ヒット作を連発した後も「社会人は時間を守って当然」と締め切りを厳守し続けたのです(ゲームで遊び過ぎて時間が無かった際にはカンタンなイラストを描いて採用されたという珍エピソードも)。
お仕事が丁寧で、かつ締め切りをきっちりと守る人は業界でも重宝されます。これからプロを目指している人は、質だけではなく、生産スピードの向上も意識してみてください。
現在、札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
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