こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
TJ-esは、放課後等デイサービスです。
福祉サービスのひとつなので、通うためには障害者手帳もしくは発達障害・精神疾患・身体障害である診断書が必要です。
放課後等デイサービスを初めて利用する方の中には、「診断を受けるのが怖い」、「子どもにどう伝えたらいいんだろう?」と不安に思う方が多いです。
ただ知っておかなきゃいけないことは、「発達障害などの診断を知らずに大人になって、辛い思いをしている人がいる」ということ。
「障がい告知」するときは大前提として、「障がい=悪」として捉えないようにすることが大事です。
障がいがあるから可哀想。この先が不安。そんなことはありません。
誰だって将来は不安で、自分と向き合って人生を送っていく必要があります。
まずは、専門医(主治医)との相談が必要不可欠です。
どのタイミングで、どのように伝えたらいいのか、これまでの経過を診てきた主治医と相談し、時期を見定めることが得策です。
その中で、本人の困り感(忘れ物がすごく多い、じっとしていられない、話したいのに気持ちがまとまらない、人からの視線が怖い、言葉で説明されてもわからない…等)に寄り添い、「それは自分がダメだったり、悪いわけじゃないんだよ」と説明するタイミングが、障がいを告知するタイミングです。
本人は少なからずモヤモヤしています。
なんだか人と違う気がする。
上手くいかないことが多い。
がんばってるのに怒られる。
わかってるのに、うまくできなくて苦しい。
友達と仲良くしなきゃいけない、環境が辛い。
その気持ちを放置しておくと、精神的に辛くなり、自信をなくしていきます。
一度自信を無くして、エネルギー不足になると、そこから障がいを受け止めるキャパシティが、もっともっと小さくなっていきます。
自分には家族がいる、居場所がある、話せる人がいる。
そんな安心材料があるなかで、伝えてあげてください。
逆に、困り感のないときは、言うタイミングではないように感じます。
楽しく元気に生活できていれば、きっと周りもありのままの姿を受け入れてくれていて、最高の環境です。
障がいがあるとかないとか関係なく、ひとりの人として、円滑なコミュニケーションを取れる社会が、理想ですよね。
余談ですが・・・
私は精神保健福祉士として約10年ほど、数多くの方々と関わってきました。
学生だけではなく、成人し、働くために自分と向き合っている人たちもいました。
私には、今でも忘れられない言葉があります。
「ああ、ぼくは、発達障害で言葉のつかい方もコミュニケーションも下手だったから、みんなにいじめられてたんだ。その時は発達障害だなんて知らなかったし、どうしていじめられてるか、避けられてるかわかんなくて、ただ辛かったけど、そうだったんだ。なんで学生のときに誰も教えてくれなかったんだろう」
私よりも一回りほど年上の方が、目の前で涙を流しながら、辛そうだけどどこかスッキリしたように、そう話していました。
「本当はこう言いたかったんでしょ?」ってサポートする存在がいて、「そうそう!言葉のつかい方、たまに間違えちゃうんだよね」なんて自分を受け入れて話せていたら、きっと大人になったときに、ここまで辛い経験を抱えてこなかったのに。
学生たちは辛い経験が蓄積してしまう前に、どうか適切なサポートを受けて、心豊かに成長していってほしいと願うばかりです。
現在、札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
〒001-0017
北海道札幌市北区北17条西4丁目1-3 マミヤビル2階 201
TEL:011-299-5130 (平日・12:00〜21:00)
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