2023.06.07

被害妄想!?と思うくらい落ち込んだりイライラするトラブルが多いんです
eスポーツ専門放課後等デイサービスTJ-es

こんにちは。札幌eスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
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友達とのトラブルで、「そこまで考える!?」ってくらい落ち込んだり、親子間の軽い言い合いで「そんなに言わなくても良くない?」と思うくらい人のせいにしてきたり…

そういうつもりじゃないはずなのに、なんだかすごく被害的に考えすぎてない!?と心配になることはありませんか?

これは、発達障害、とくにASDと診断された子に多く見られる傾向なのです。

ASDについては、過去のニュースをcheck!


架空のお子さんAくん。
友達が最新のスマホを使っていて、「ちょっと貸して」と無理やり奪いました。
友達は、大事なゲームの最中。Aくんが「貸して」と奪ったから負けてしまいました。

友達は「なにすんだよ!ふざけんな!もう関わらないで!」と、Aくんのことを無視するようになりました。
そうするとAくんは「急に怒鳴るし、無視するし、最低な奴だ!」と怒ります。

家に帰ってから、「友達が無視してくる。あの友達は最低な奴だ。あんな最低な奴、いなければいいのに」とイライラ。


Aくんから聴く情報だけだと、ひどいことされたように感じますが、実際の相手が怒った経緯を飛ばして、自分が辛い思いをしたことだけ切り取ることがあるのです。

ASD傾向にあるお子さんは、全体像を見て判断することが苦手です。

「自分が大事なときにスマホを奪ったから、相手が怒った」という全体像ではなく、「相手が怒ってひどいことを言った、無視した」という出来事だけが強烈に残ります。

全体像をとらえることや、相手の感情の背景を読み取ることが、ちょっと難しいのです。

そのため、話を整理して聞いたり、「なにやってるときに友達が怒ったの?」など一緒に考えることで、「そういえばスマホ取ったからかも…」「これかもが原因かも…」と全体を考えていけるようになります。

ひとりでそこに気付くのが難しいことが多いため、家族や支援者が話を聴き、整理していくことが大切です。





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