こだわりが強くて、応用がききません
eスポーツ専門放課後等デイサービスTJ-es

こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス　TJ-esは、13歳〜18歳（中高生）の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。

TJ-esお悩み相談室です。

本日のお悩み、コチラ。

お子さんの行動、不思議に思いますよね。

「なんでそんなことにこだわるの？？」と思うことには、意味があるのです。

１．刺激への過敏性

発達障害の人は、ある一定の刺激に対して過敏に反応することがあります。
例えば、音や光・明暗、におい、触感などに敏感に反応することがあるのです。その刺激を避けるためにこだわりを持つことがあります。

２．わからないことへの不安

周囲の環境や体験したことのないことや、挑戦することへの不安を感じることがあります。
「それくらい大丈夫でしょ」の「それくらい」の感覚が捉えにくいことが多く、自分がわかる範囲で行動し、そのこだわりに従って行動することで自分自身を安定させることができます。

３．ルーティンがあると安心できる

日常生活の中でルーティンに頼ることがあります。
特定の行動や環境が安心感を与えてくれるため、それにこだわることがあります。

その昔、私が成人の方のカウンセリングを行っていた頃、こんなことを話している方がいました。

「治安の悪い海外を旅行しているとき、ホテルまでの道のりもご飯を食べるところも、同じところを選びませんか？同じ道を通ったり、同じものを食べたりしているのは、それと似た感覚なんですよね」

「なるほど」と思いました。

よくわからないこと、不安なことが多いとき、同じことを繰り返しますよね。
間違いないことを続ければ、怒られることもないし、失敗して傷つくこともない。

きっと、今回のお子さんは、鞄から全て出さなかったときに、
「提出物を忘れた」とか「教科書を間違えた」とか「なんでそんなの持ってきてんの？」って言われたとか、何かしら嫌な思いをしたり、不安な気持ちになったりしたんだと思います。

こだわり＝安心

なのです。

安心できるならそのままにしてあげた方がいいのですが、そのこだわりが自分を追い込む方向に進むこともあります。

そんなときは、福祉サービスをご利用ください。

「そっか、こう変えてもいいか」と思える安心できる環境で、専門スタッフと一緒に、こだわらなくても安心できる方法を練習していくことができます。

お気軽にお問い合わせください

現在、札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。

障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。

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