2022.11.28

「Youtube」は知っているけど「Twitch」って何?
eスポーツ専門放課後等デイサービスTJ-es

こんにちは。札幌eスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。

ゲーム実況のプラットフォームでは現在「Youtube」と「Twitch」が主要となっています。少し前は「ニコ生」や中小の配信サイトがありましたが、現在主要の「Youtube」と「Twitch」よりも視聴者数が増えることは今のところなさそうですね。
ということで、「Youtube」と「Twitch」では何がどう違うのか?比較してみます!

「Youtube」は知っているけど「Twitch」って何?
「Youtube」で十分でしょ!?
「Twitch」って収益は?
「Twitch プライム」とかよくわからない。

など疑問や不明点について比較してみました。

比較「Youtube」と「Twitch」どう違う?

「Youtube」誰もが知ってる動画プラットフォーム

 

YouTube https://www.youtube.com/
YouTube Gaming https://gaming.youtube.com/

・Googleがサービスを提供

・動画の種類はオールジャンル

(動画配信について)
・アップロード動画は無期限保存
・自由にライブ放送も可能
・動画の画質は低画質~4Kの高画質まで対応(高画質)

(収益プログラムについて)
・表示回数によるアドワーズ広告
・投げ銭型 ライブ放送専用「スーパーチャット」
・月額チャンネルのスポンサー

※Youtube収益はパートナープログラムを取得する参加基準をクリアする必要があります。
過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間、チャンネル登録者が 1,000 人

「Twitch」実はゲーム実況で世界一

 

Twitch https://www.twitch.tv/
・動画の種類は基本ゲーム実況がメイン
※最近では番組やゲーム以外も取り入れています

(動画配信について)
・アップロード動画は無期限保存
・自由にライブ放送も可能
・動画の画質は低画質~フルHDの画質まで対応(標準画質)

(収益プログラムについて)
・表示回数によりコマーシャル収益
・ゲーム販売(配信ゲームが売れると収益)
・ビッツスタンプによる投げ銭チャット(Cheering)
・チャンネルのスポンサー登録収益(30日更新)
・Twitch Primeスポンサー登録収益(1チャンネルのみ30日更新のプライム会員分) 

※Twitchの収益プログラムもパートナー登録(審査あり)の必要があり、厳正な審査があります。
コンテンツ内容、平均同時視聴者数、配信の頻度とスケジュールが必要最低限をクリアする必要があります。
ただ、明確ではなく例外もケースバイケースもあります。
それとパートナー登録ではなくアフィリエイトプログラムも用意されていて、こちらは条件クリアで参加できる収益プログラムです。

「Youtube」と「Twitch」どっちがいいの!?

日本人だと動画なら「Youtube」というイメージですよね、まさしく「Youtube」は世界一の動画サイトです。
では「Twitch」はどうでしょうか。
実は世界で見れば「Twitch」はゲーム実況のライブ配信では断トツの1位なのです。

でも。

動画をアップするなら「Youtube」!

だと思います、ライブ配信ではなく高画質高品質で比較すると動画を残していくなら「Youtube」で間違いありませんね。

  • 4K~8Kの高画質動画をアップすることができる
  • HDR(ハイダイナミックレンジ)動画をアップすることができる
  • 360度VR動画をアップすることができる
  • 動画のエンコードも対応や進化が早い

画質比較は「Twitch」も高画質ではありますがフルHD1080pと「Youtube」には勝てないですね。

そして「Youtube」の絶対的な強みはGoogleがバックボーンにあるため、普通にGoogle検索するとドンドン動画が表示され、視聴数を伸ばしやすくなっています。
Twitchと比較してこれが一番大きな強みかもしれませんね。

LIVE配信するなら「Twich」!

  • LIVEの画質比較は「Twitch」に軍配があがります
  • 同一ゲームの競争率も「Twitch」の方が低く軍配があがります
  • ライブ配信中の拡散率は「Youtube」に軍配があがります
  • 収益の比較は「Twitch」の方がハードルが低く良いですね
  • スポンサー収益の簡易さは断トツで「Twitch」です。

ライブ放送に関しては比較すると「Twitch」は魅力が満載です。
ライブ配信を楽しむだけならどちらでも好みでよいと思いますが、収益や画質のことも考えると「Twitch」ですね。

一番の「Twitch」の強みはゲームが好きな視聴ユーザーだけ集まっていることです。
もちろんコメント欄も荒れることはほとんどなく、純粋にゲーム好きがゲーム実況者を応援する気持ちに溢れていますね!
そして、「Twitchプライム」もある為、応援スポンサーもなってくれやすく、配信者も収益化が早いのでやる気になりやすいです。

「Youtube」の収益プログラムについて

「Youtube」の収益プログラムの種類

  • 表示回数によるアドワーズ広告
  • 投げ銭型 ライブ放送専用「スーパーチャット」
  • 月額チャンネルのスポンサー

表示回数によるアドワーズ広告

Googleが提供するアドワーズというサービスを利用した、表示回数に応じて収益が発生する広告収入です。

実質このアドワーズ広告メイン収益となり、表示広告の制限なども細かくできるため大きな収益へ変化させることができます。
よく言われる「1再生 0.01円」と計算される広告収益です。

投げ銭型 ライブ放送専用「スーパーチャット」

こちらはライブ放送中に視聴者より投げ銭型の「おひねり」収益になります。
このスーパーチャット(投げ銭)はゲーム実況者がライブ放送中に視聴者から投げ込まれる収益で、この収益で1日ライブ放送をして数百万円を稼ぐゲーム実況者も現れるぐらいです。
ライブ放送は編集が無い分、プレイやトークで勝負するしかないので、大きな投げ銭を受け取ることができるかもしれません。
配信者の取り分は約7割程度、視聴者側のデバイスにより異なります。

投げ銭を行った視聴者は金額に応じて特別な目立つチャットが可能になります。
そして配信者は成功すれば報酬になりますが、調子が悪ければ発生しない、不安定な収益になります。

月額チャンネルのスポンサー

月額チャンネルスポンサーは「YouTube Gaming」のサービスで、「Twitch」から影響を受けてできたサービス。
視聴者は1か月490円で配信者のチャンネルのスポンサーになることができます。
配信者のスポンサー報酬の取り分は約350円です。
1000人登録されれば35万円の月額報酬になるわけです。

スーパーチャットと違いこちらはしっかりとした継続的な報酬になり安定しやすい収益です。

「YouTube」収益プログラムを利用するための条件

YouTubeパートナープログラムへ参加することが条件なのですが、その基準として
「過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間、チャンネル登録者が 1,000 人」この数字を満たしている必要があります。
この数字を満たしていればクリエーターツールから収益プログラムの関連付けが可能です。YouTubeパートナープログラムの参加条件は初心者には厳しい条件となっていますので、気合と自信でトーク力とプレイスキルを見せてください。
また配信画質も最高画質で見てもらえるように努力しましょう!

「Twitch」の収益プログラムについて!

「Twitch」の収益プログラムの種類

  • 表示回数によりコマーシャル収益
  • ゲーム販売(配信ゲームが売れると収益)
  • ビッツスタンプによる投げ銭チャット(Cheering)
  • チャンネルのスポンサー登録収益
  • Twitch Primeのスポンサー登録収益

表示回数によりコマーシャル収益

プレロール広告、ミッドロール広告、ポストロール広告という3種の広告を自分の動画に設置することができます。
この広告が表示されたりクリックされることで収益が発生します。
youtubeの表示回数によるアドワーズ広告とほぼ同じ役割をしています。

ゲーム販売(報酬)

「Twitch」内で販売が可能なゲームタイトルにだけ自動的に表示される広告です。
この広告から視聴者が配信しているゲームを購入した場合、販売額の5%が報酬となります。

Cheering投げ銭チャット

「YouTube」と仕組みはほぼ同じで、ゲーム実況者がライブ放送中に視聴者から投げ込まれる収益です。
ただ「YouTube」の場合は一時的な爆発要素がありますが、「Twitch」の場合は安定的なスポンサーの定着も多くライブ放送を行うたびに、投げ銭されることもあります。
「YouTube」と違うところは、「ビッツ」という通貨を購入してその「ビッツ」を配信者に送るという形式になります。
なので1000ビッツ購入して10人の配信者に100ビッツずつ投げ銭することも可能です。

配信者は1ビッツあたり1円を受け取るという感じになります。(1ビッツ 約1.4円で購入できる)
なので金額感は「YouTube」とほぼ同じ7割が配信者の手に渡る感じです。

スポンサー登録

これも「YouTube」チャンネルスポンサーと同じように視聴者から月額500円で配信者のスポンサーになってもらうことで収益になります。
配信者への還元率は約7割です。また「YouTube」と違う部分で「Twitch」の場合、視聴者は500円~2500円まで月額を選ぶことができ、より応援したい配信者へは高額スポンサーになることができるのです。
その見返りとして特別なスタンプやバッチなど視聴者はチャットで利用できるようになります。
「Twitch」でのメイン報酬はこのスポンサー登録かと思います。

Twitch Primeのスポンサー登録

このTwitch Primeのスポンサー登録は「Twitch」の最大の利点であり「YouTube」にはない報酬になります。
実はTwitch視聴者で「Twitch Prime(amazonプライム)」会員の方は、1枠だけ無料で配信者を応援できる「Primeスポンサー枠」というのがもらえるんです。
この「Twitch Prime(amazonプライム)」のスポンサー枠は視聴者側は無料です。
ですがスポンサー登録された配信者側は、月額スポンサーと同じように定額(月額500円)の報酬を受け取ることができます。
この仕組みが「Twitch」の最大の利点ということになりますね!

「Twitch」収益プログラムを利用するための条件

「Twitch」で収益プログラムに参加するには二通りの方法があります。

パートナー登録をする
誰でもパートナー申請をすることができますが、審査基準は厳しくされているようです。
コンテンツの内容、平均同時視聴者数、配信の頻度とスケジュールなど重要です。
また、こちらは明確な基準ではなく例外もケースバイケースもあります。
コンテンツ内容が素晴らしければ、期待値も込めて審査通過することもあり、努力と熱意で審査通過なんてこともあるかもしれません。

 

アフィリエイト条件を満たす
・パートナー登録をしていない
・過去30日間において合計500分以上の配信を行った方
・過去30日間において7日以上の配信を行った方
・過去30日間において平均3人以上の同時視聴者があった方
・50人以上のフォロワーをお持ちの方

上記の条件を満たすことで、数週間以内にEメールおよびtwitch.tvの右上部にある通知、ならびにダッシュボードの「ライブ配信」タブで招待されます。
「YouTube」に比べるとかなり敷居が低く、まじめに配信を続けていれば誰でも条件を満たすことができるかと思います。
ただし、パートナーとは違い機能面では少し劣ります。

パートナー登録 > アフィリエイトプログラム > 通常配信者(無収益)

このような順でパートナー登録が一番収益を得やすく優遇されていることになります。

総合的に「Youtube」と「Twitch」どっちがいい!?

有名実況者は大きなスカウトがない限り「Youtube」のままだと思いますが、中堅クラスのゲーム実況者は「Twitch」に移動することで収益が大きく変わるかもしれません。
ゲーム実況のライブ放送としては「Twitch」の方が総合的にクオリティーが高いです。
ですが、使い慣れているのは「Youtube」であり、決してデメリットがあるわけでもありません。

「Youtube」

実況に自信がある!とにかく楽しみたい!なら「Youtube」

  • 編集動画の投稿 ★★★
  • ライブ放送 ★★
  • 収益プログラム ★
  • 動画の拡散率 ★★★

「Twitch」

とことんゲーム好き!収益も求めたい!なら「Twitch」

  • 編集動画の投稿 ★★
  • ライブ放送 ★★★
  • 収益プログラム ★★★
  • 動画の拡散率 ★



TJ-esでは「Youtube」「Twitch」どちらでも配信することが可能です。
学生の中には「Youtube」「Twitch」同時配信をする学生もいますよ!!

配信について学びたい方やこの記事を見て、少しでも興味を持った方はぜひ見学にお越しください!

見学について知りたい方はこちら→https://transit-tjes.net/2022/03/469/

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