こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
1日中ゲームをプレイすることができる、好きなゲームのことだけ考えていられる──
そう聞くと、ゲーム好きにとっては夢のある職業に思えますよね。
今回はそんな中高生の憧れの職業、「プロゲーマー」とはどんな職業なのか、そして、プロゲーマーになるためにどんな方法があるのかをご紹介します。
「プロゲーマー」という職業について、明確な定義はありません。
自称「プロ」という人もいますし、ゲームプレイによって収入を得ている人もいます。
この記事では、「主にゲームをプレイして収入を得ている人」のことを指して説明しますね。
では、実際にプロゲーマーたちは、どのようなかたちでスポンサードを受けているか下記にて各レベル順に説明します。
ハードウェア、ソフトウェア、もしくはゲームに直接関係のない商品などをもらい、ウェアなどにロゴを掲示するケース。商品をいただくということは、現金をもらっていることと同様です。
れっきとしたプロゲーマーと呼べるでしょう。
ただし、生活に関わる現金部分がないため、プロと呼ぶにはややスポンサー側にとって都合がいい面もあります
(具体例)
大会への遠征費や、ゲストとしての出演料など、eスポーツに関わる対価部分をもらえるケースです。
自分自身の生活費までは支給されません。活動費を気にせずにゲームをプレイできることは嬉しいですが、それ以外の副収入としてアルバイトなども必要になります。
いわば「副業」としてのプロゲーマーとも言えますが、契約内容によっては十分にプロとして活動していけます。ここからプロゲーマーと呼べるレベルと考えている人も多いです。
(具体例)
ひとりの選手の生活すべてをまかなうタイプです。ゲーミングハウスで生活するようなケースもここに含まれます。また、大手のスポンサーの場合、サッカーや野球のように年俸制で働くかたちもあります。
ゲームにだけに集中できる環境と言える反面、結果(勝敗だけでなく広告塔としての価値など)も求められるようになり、長期的にサポートを受け続けるには相応の努力が必要になります。
もしも問題発言などをしてしまえばスポンサーを外されて、収入は0になります。
ゲームで生きていく、という覚悟とそれが自分に向いている人でなければ、長期間続けていくことは難しいです。
(具体例)
では、そんな夢のプロゲーマーになるためには、どのような努力をすればいいのか。その方法はひとつだけではなく、競技によってさまざまな道があります。いくつか紹介します。
競技という見方をすれば、最もシンプルで最も強力なプロへの道は「強くなる」ことです。
無名な選手が大会などで実力を発揮して突出して注目を集めることで、スカウトされたケースは非常に多いです。
ウメハラ選手は大会で様々な成績を残し、マッドキャッツ、レッドブル、Cygamesといったさまざまな企業からのスポンサードを実力で勝ち取ってきました。
上記と似ていますが、こちらは大会で優勝することでプロゲーマーへの道が用意されるというものです。『ぷよぷよ』や『パズル&ドラゴンズ』、『鉄拳』『ストリートファイター』などの大会で行われています。
好成績を収めることで、プロゲーマーとして賞金などを獲得するための前提条件とされているプロライセンスへの道が開けます。年齢制限などもあるものの、プロになれる可能性が明文化されているため、これもプロへの道としては比較的近道です。
最近では、「eスポーツ専攻」を設ける専門学校も出てきています。弊所のスタッフにもeスポーツ専攻の専門学校出身のスタッフが在籍しています。
専門学校で学べるのは、eスポーツの仕組みや業界の構造などのほか、プレイヤーとしての心得やイベント主催者側、チーム運営側など、非常に多岐にわたります。
「セカンドキャリア」に進みやすくなるようにカリキュラムの中にはゲームプレイ以外のものもたくさんあります。
純粋にゲーマーを目指す人のなかには、ゲームだけをしていたい、ゲームをとりまくさまざまな業務は行いたくないと考える人もいるでしょう。しかし、eスポーツの専門学校ならば、自分一人の努力だけは経験できないことを数年かけて学ぶことができます。ニーズも増えてきており、全角各地に拡大しています。
プロチームの公式サイトやTwitterなどで、選手募集の告知が出る場合もあります。
(https://crestgaming.com/news/cat5180/)
特にFPS/TPSのような団体戦のeスポーツタイトルでは、リーグ戦が始まる前に公式サイトなどで「メンバー募集」が行われることがあります。プロゲーマーは常に勝利を目指すことが基本中の基本です。ドロップアウトしたり、強いチームに移籍するといったことも日常茶飯事です。
そして、欠員が出ればメンバーの補充が必要になります。
その際に、すでに活躍している選手だけでなく、無名の選手も含めて大々的に募集がかかることがあります。
このケースは実力が第一です。
ただし、ゲームが強いことだけが評価の基準になるかは、チームの運営方針などによっても異なります。チームワークが取れるかどうか、コミュニケーション能力が高いかどうか、またコンプライアンスが守れるかどうかも重要な採用の判断材料となります。
スポンサーやチームに対して自分自身を売り込み、認めてもらう。というのもプロゲーマーになるための方法のひとつです。そのためには、自分の魅力や価値をしっかり把握し、相手に伝えなければなりません。
しかし、この方法がいわゆる「プロになる」ためには最も古典的で誰もが実現可能な方法とも言えます。前述したアマチュアスポーツの選手などは、まさにこういった活動の積み重ねで、活動を継続してきた人が多いです。
そして、eスポーツ=ゲームの世界でもこのような方法で活動継続を勝ち取ってきた選手はたくさんいます。また、日本人で北米のプロゲーミングチームに所属しつつ、なんとサラリーマンとしての業務も行っていた方もいらっしゃいます。
以前のように「ゲーム」という言葉に負のイメージや抵抗を抱いている人は減っています。
これからeスポーツに夢を持ち、一生懸命練習していく若いeスポーツ選手候補にとっては間違いなく追い風となっています。単に収入が得られたりモノがもらえるということだけに一喜一憂せず、自らの努力と才能を認めてもらいながら、最大限相手に貢献できるような姿勢を持って、長く続けられるeスポーツ選手を目指すことが重要です。
ただし、好きなことで生きていくのは、ジャンルや業界を問わず非常に厳しく、かつ苦しい道でもあります。
筆者も大学生の時に、好きだったキャラクターショップでアルバイトしていましたが、プライベートと仕事の境界線が曖昧になりしんどかった記憶があります💦
それでも頑張れる方がeスポーツ選手に向いているでしょう。
セカンドキャリアには配信者という道もあります。配信者についてはこちらの記事で紹介しておりますので、ぜひご覧ください!
現在、札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
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