こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
テレビゲームが一般化して約40年。日本のゲーム人口は増え続け、2023年現在5000万人に達しています。
そんな中注目されているのが、『コミュニケーションツールとしてのeスポーツ』です。
eスポーツといえばプロをイメージされる方も多いかと思いますが、競技シーンだけがeスポーツではありません。
特に多人数がチームを組んで戦う連携型のゲームは、学生大会や社会人大会なども多数開催され、盛り上がりを見せています。
この記事では、eスポーツをきっかけに、どのようなコミュニケーションが行われているのか、実際の例を取り上げていきたいと思います。
▲『ドラゴンクエスト10』のプレイ画面
広い世界を仲間と冒険するMMORPGは、コミュニケーションツールとしても用いられる側面があります。
ゲーム内での共闘やアイテムのやり取りに留まらず、ときにはオフラインで仲間と集う「オフ会」をする人も。社会人のようなきちんとした大人の方々の交流の一端としての機能をこういう形で果たしている側面もあります。
シューティングゲームでも若年層に人気のこの2タイトルは、ゲームプレイ体験を通じたコミュニケーションも多くあります。学校のようなコミュニティではこれらのゲームについての話も出てくることが多いです。
ゲームタイトル自体が彼らの共通の話題、もっと言うと共通言語となっているのです。逆に言えば、こうしたゲームの体験がない子どもがグループの輪に入ることができない……といったケースもあることは事実です。
▲『マインクラフト』のプレイ画面
こちらはオープンワールドの世界で冒険・開拓や建築ができるゲームです。それらをマルチプレイによって多人数と協力して進めることができます。
ゲーム内にもチャットはありますが、現在ではDiscordというボイスチャットツール等を用いることで、より円滑なコミュニケーションによってゲームをプレイしている事が多いです。
サーバー内でプレイヤー同士がアイテムや土地に関するルールを決めたり、建設大会のようなイベントを催すこともあります。これらもコミュニケーションの一つです。
チャット・ボイスチャットでの悪口、タメ口などのディスコミュニケーション、プレイヤーのアカウント特定(そこからの嫌がらせ行為)等が挙げられます。
対人のやり取りなのでディスコミュニケーションは多少発生はするものの、そこから人間関係に亀裂が走るリスクは、インターネットを介しているからこそのものがあります。
また、他プレイヤーへの悪口や死体蹴りといったゲームプレイにおいての嫌がらせ・煽り行為もプレイヤー年齢を問わず存在しています。また、それがより悪化したものとして、プレイヤーのSNSアカウント等の特定、そこから嫌がらせ行為というものも残念ながら事例があります。
こうしたリスクを避けるためには、不特定多数と接する機会の多い場所(パブリックと呼ばれるようなオープンな場所等)に行くことを控える、自分が相手の気分を害するような行為をしないように気をつける、などができます。
ゲームで遊ぶための自衛と言うと気が重たいですが、これは例えば外で遊ぶ子どもたちにも「不審者に近寄らない」「車に気をつける」といった注意をするのと同じようなことです。
今回の記事では、コミュニケーションツールの側面としてのeスポーツに触れてみました。ゲームを通じての会話やコミュニティの成り立ち・情勢など、ゲームならではのものがあると思います。
ゲームという趣味や共通言語・ルールを通じ、より多くのゲーム仲間・競技仲間を作っていく事も多くあります。
子どもにゲームをやらせる事について「でも、ゲームだから……」という忌避のされ方も、ちゃんと家庭内でのルールや注意をしていくことで、外出して遊ぶ事となんら変わらない、ひとつの遊びとしての選択肢を作る事も出来るのです。
現在、札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
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