こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
eスポーツ界で表立って活躍する職業は「プロゲーマー」や「ストリーマー」だけではありません。
「eスポーツキャスター」も立派な職業の一つです。
ただし、プロゲーマーやストリーマーと比べて、何となく仕事のイメージはできても「どんなスキルが必要なのか」「なる方法がわからない」という方は多く、TJ-esに通所している学生で将来の夢として挙げている学生は今のところいません。
そこでこの記事では、eスポーツキャスターについて徹底解説していきます!
向いている人の特徴も紹介するので、eスポーツキャスターに興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
eスポーツにおいて大会の状況を分かりやすく解説しながら観客や視聴者を盛り上げるのがeスポーツキャスターです。会場で起こっている興奮の瞬間、その状況を分かりやすく解説するキャスターがいなければ、選手のスーパープレイも分かる人にしか分からないということになってしまいます。
選手の立場や状況、瞬間的な判断や心理的かけひきなど、ゲームの展開を予測し伝えることで、それを聞いている観客や視聴者も臨場感を一緒に味わい、楽しんで観戦することができるのです。
キャスターは選手のスーパープレイを言葉巧みに表現し、その興奮を何倍にも増幅させ会場を盛り上げます。大会の成功はキャスターにかかっていると言っても過言ではありません。
こちらでは、eスポーツキャスターの仕事内容を以下の3つに分けて解説していきます。
それぞれ詳しく紹介します。
eスポーツキャスターのメインの仕事は、ゲーム大会の実況と解説です。選手の戦略やテクニックを、事前にリサーチした情報や試合中の表情などをもとに的確に表現します。
選手のスーパープレーも、観戦している初心者には凄さが理解できない場合もあるでしょう。そこでeスポーツキャスターがわかりやすく解説することで、会場全体が盛り上がります。また観客をより楽しませるために、緊迫した展開ではあえて静かに話し、徐々に声を大きくし盛り上がりをより強く演出をすることもあります。
様々なテクニックを用いて大会を盛り上げるのが、eスポーツキャスターの仕事です。
新作発表といったゲーム関連のイベントで司会進行をします。司会だけでなく、ゲストのプロゲーマーや芸能人とトークをすることもあります。
イベントが盛り上がれば、eスポーツ業界の認知度アップにつながります。eスポーツキャスターは多くの人にゲームの魅力を伝えることで、業界全体に貢献できる立派な仕事です。
選手へのインタビューも、eスポーツキャスターの大切な仕事です。試合中の実況には、事前情報が欠かせません。選手の過去や大会への意気込みを知ることで、より臨場感のある実況が行えます。
また試合後のヒーローインタビューも、eスポーツキャスターの役割です。選手の個性や魅力を引き出し、会場を盛り上げます。
続けてeスポーツキャスターに求められるスキルを、5つ解説していきます。
ひとつずつ内容を確認してみましょう。
eスポーツキャスターには、瞬間的な判断力を求められる場面が多くあります。例えば機材トラブルで配信が止まったときは、視聴者を安心させるためにどのようなトークをするかをeスポーツキャスターが臨機応変に判断しなければなりません。
また、ゲームの試合は展開が速く、一瞬で勝負が決まることも少なくありません。展開を先読みしながら的確に実況するためにも、eスポーツキャスターに瞬間的な判断力が必要です。
試合の様子はすべてeスポーツキャスターを通して伝えられるので、聞き取りやすさが求められます。もしeスポーツキャスターの声が聞き取りにくければ、観客は試合に集中できず会場は盛り上がりません。
eスポーツキャスターを目指すなら、ボイストレーニングなどで腹式呼吸や滑舌の基本を学ぶといいでしょう。また、常に喉を万全の調子にするために体調管理も欠かせません。eスポーツキャスターにとって、発声はとても重要な要素です。
eスポーツキャスターには、豊富な語彙力も求められます。同じフレーズの繰り返しでは、実況が単調で味気ないものになりかねません。臨場感のある実況で会場を盛り上げるためには、タイミングに適した言葉巧みな表現が求められます。
語彙力に自信がない場合は、読書や辞書を活用して言い換え表現を学ぶといいでしょう。観客を魅了するためにも、eスポーツキャスターにとって豊富な語彙力は大切なスキルです。
eスポーツキャスターにとって、ゲームの幅広い知識が必要不可欠です。もし知識がなければ実況や解説はできず、eスポーツキャスターとしての仕事ができません。
ゲームのルールやキャラクターの特徴、技の効果や特性など、選手にも劣らない知識が求められます。また、幅広い知識があることで試合展開を予測できるようになります。自分の言葉で正しい情報を観客に伝えるためにも、ゲームの幅広い知識は重要です。
ゲームの大会やイベントは、多くのスタッフと一緒に作り上げます。そのため円滑なコミュニケーションが欠かせません。相手の言いたいことを汲み取り、自分の意見を的確に伝えることが大会やイベントの成功につながります。
また、eスポーツキャスターは初対面の人と話す機会も多いです。選手やゲストから本音や魅力を引き出すためには、リラックスした話しやすい雰囲気作りが大切です。eスポーツキャスターにとってコミュニケーション能力は、なくてはならないスキルだといえます。
こちらでは、eスポーツキャスターに向いている人の特徴3つを紹介します。
進路に迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
明るくて前向きな人は、eスポーツキャスターに向いています。ファンからの人気を獲得するためには、元気でポジティブなことが大切です。もしゲーム配信をしていて、怒っていたり暗い雰囲気が漂っていたりすると、視聴者は離れてしまいます。
まわりの人も巻き込んで盛り上げられるような、明るくて前向きな人は、eスポーツキャスターにうってつけです。
負けず嫌いな人は、eスポーツキャスター向きの性格です。eスポーツキャスターの仕事では、失敗もたくさんあります。
新人のことは大会での実況中に頭が真っ白になり言葉が出ないことや、間違えた情報を伝えて苦情が来ることもあるでしょう。それでも失敗した悔しさをバネに成長していくことが、eスポーツキャスターには必要です。
プレッシャーに強い人は、eスポーツキャスターの適性があります。eスポーツキャスターは、たくさんの人に注目される仕事です。
世界規模のゲーム大会では、視聴者は膨大な人数になります。eスポーツキャスターはもし緊張しても表情には出さず、ミスなく進行しなければなりません。プレッシャーのかかる場面を楽しめるような人は、eスポーツキャスター向きです。
eスポーツキャスターになるには、キャスターの事務所への所属やイベント企画会社への就職が一般的です。フリーランスで活動する人もいますが、実績や信用がない状態でのスタートは難しいでしょう。
専門学校に通い、eスポーツに関する知識やスキルを身につけてから就職を目指す人もいます。専門学校であれば基礎から学び、業界へのコネクションもある学校が多いです。
また、大学進学をしてテレビ業界のアナウンサーに就職してから、eスポーツキャスターに転職する方もいます。一度別の道を通ってから、自身で起業したりフリーになって前職からの経験を活かした働き方も可能です。
他にも、プロゲーマーとして実績を積み、引退後のセカンドキャリアとしてeスポーツキャスターになる方法もあります。元プロゲーマーの肩書は解説に説得力が増すので、即戦力で起用されるケースも少なくありません。
eスポーツキャスターに必要な資格はありません。そこで他のキャスターと差別化するために、キャスター自身の強みが求められます。現在活躍中のキャスターには元アナウンサーや元プロゲーマーなど、実績や個性のある人が多いです。
そのなかで仕事を獲得していくためには、強みを活かしたキャラクターの確立が重要になります。たとえばゲーム初心者や子どもにわかりやすく実況できるなど、自分自身だけの強みと誇って言えるものを持ってeスポーツキャスターを目指すと良いでしょう。
eスポーツキャスターは、ゲームの大会やイベントを盛り上げるためには欠かせない存在です。競技人口が増えているeスポーツでは、今後も大会の観客や配信の視聴者が増加すると予想できます。そのためeスポーツキャスターの需要も高まるでしょう。
eスポーツ専門放課後等デイサービスTJ-esでは、元プロゲーマーのスタッフからの指導や専門カリキュラムなど、eスポーツを学ぶ環境が整っています。eスポーツキャスターにも興味がある人は、ぜひ見学を検討してみてください。
現在、札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
〒001-0017
北海道札幌市北区北17条西4丁目1-3 マミヤビル2階 201
TEL:011-299-5130 (平日・12:00〜21:00)
FAX:011-299-5130
E-mail:info[at]transit-tjes.net
※[at]を@に書き換えてください
障害者手帳や療育手帳をお持ちでない方も、医師の診断があればサービスを利用することができますので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせで頂いた個人情報の取り扱いにつきましては、こちらをご覧ください。