2023.05.29

【プロゲーマーに保護者が猛反対】将来eスポーツのプロを目指すのに必要なコト
eスポーツ専門放課後等デイサービスTJ-es

こんにちは。札幌eスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。

「将来はプロゲーマーになる!」
と言ったら親に猛反対された…という家庭はとても多いようです。

ですが、子どもの将来を心配するのは保護者の役目。

ほとんどの保護者がeスポーツプロゲーマーになりたいという子供の将来の夢に反対するのは、それなりの理由があるからです。

本記事はeスポーツプロゲーマーを目指す学生と保護者に向けた内容です。

eスポーツプロゲーマーの夢に保護者が反対する理由

反対する理由は、保護者が主に次の3点のように考えているからです。

1.ゲームは遊びだから食えるハズがない

我が子の将来を心配し、プロゲーマーでは安定して食べていけないと考えて反対するパターンです。

保護者に毎日のように説得を試みるも、最後は言い争いのケンカとなり、それ以上話も聞いてもらえない。そして、保護者は就職あるいは進学と言う。

このときに考えたいのは『保護者の気持ち』です。

保護者は我が子が小さいころから野球が得意で、甲子園にも出場するような選手だったら、両親はプロ野球の選手になることを反対することは少ないでしょう。
むしろ、応援してくれるほうが多いでしょう。

では、それは何故かというと、

  • 保護者が子どもの将来の可能性を少しでも信じているから

からに他なりません。

よって、実績・成績・結果を残すことが一番です。

もし残せていないのなら、まずは夢を語らずに練習し、ゲーム大会に積極的にエントリーをして、常に上位入賞しつづけるような、誰もが認めるゲーム技術をもった『オンリーワンな人』になる必要があります。

プロゲーマーはそんな人達が集まったトップ集団の厳しい世界であり、一般社会のゲーム大会を楽々勝ち抜いた人のみが到達できる世界です。

夢を語るだけでなく、圧倒的なゲーム技術をマスターして、保護者を納得させるまでになることが重要です。

2.日本でeスポーツプロゲーマーとして成功している人が少ない

残念ながら、世界と比べて今の日本はeスポーツの人気が低いのが現実です

だいたいの保護者は、eスポーツが世界でどのくらい人気のあるスポーツなのか、どのくらいプロゲーマーがいるのかを知りません。

知らない人には、目で見せて教えてあげるのが一番です。つまり自ら行動をすることが大切です。

たとえば、英語で書かれたeスポーツ大会のサイトをあなたが翻訳(DeePL翻訳などで)をして解説するなどプロゲーマーに反対する両親に、少しでもeスポーツやプロゲーマーについて知ってもらうことはとても重要です。逆に保護者は子どもの言う事に耳を傾け、知ることが重要です。

3.世間的にも恥ずかしい

ゲームは娯楽であり遊び、という考えの方は多いです。
両親たちも自分たちの親から
『ゲームばっかりして遊んでいないで勉強しなさい!』

と言われ続けてきた幼少時代があるのです。
よって、

  • ゲームは勉強をしなくなる悪い遊びの一つ

という教育を受けている家庭が多いです。

そんな、プロゲーマーなんて世間的にも恥ずかしいと感じている両親を、恥ずかしくないことだと意識を変える必要があります。

では、どうすれば良いか?

それは、

  • 両親が人に自慢できるような子どもになること

つまり、ゲームの大きな大会で優勝し、プロチームからもお誘いがかかるような実力者になればいいのです。
そのプロチームの親会社が一流企業であればなおさら効果絶大。

また、プロゲーマーでもストリーマーとして活躍したいのなら、YouTuberとして稼ぎの実績を残しましょう。

両親の想像を上回るようなYouTubeの定期収入が、毎月安定してあれば、保護者も納得するでしょう。

eスポーツ大会での優勝実績が無い人は…

とはいえ、プロゲーマーになりたい!という想いだけが先行していて、ゲーム大会に出場したことがないとか、優勝経験がないという人もいるかもしれません。

プロゲーマーだけでなく、プロの選手になる人は、持って生まれた才能もありますが、毎日サラリーマンが働いている時間以上に練習を積んでいます。
それでもプロになれるのはほんの一握りです。

ですから、

  • 過去の大会でそこそこの成績

というくらいではNG。プロ野球を目指す高校球児や、プロリーグを目指す部活の選手はたくさんいます。
そんな中でもプロなれるのは圧倒的なテクニックがある人だけで、華やかなプロゲーマーなれる見込みがあると大人たちがジャッジしたら、その手の業界から早いうちに声がかかるのです。

両親は今までの人生経験で学び、あらゆるプロを目指す人の悲劇も知っているので反対する傾向にあります。
ですので、大会での実績もなく、プロゲーマーになりたいという夢だけが先行しているのなら、親の反対に打ち勝つことはできないでしょう。

そんな場合は、もう少し時間をかける必要があります。
たとえば、勉強しながらゲームを続け大学のサークルでプロゲーマーを目指す。
あるいは、最近多くなってきたeスポーツの専門学校で2年間だけプロを目指させてほしいとお願いしてみるなど。

こちらのほうが、いきなりプロゲーマーを目指すよりも両親は納得するでしょうし、さほど反対もしないかもしれません。

まとめ

親子同士でのコミュニケーションが大切です。
保護者は子どもの言う事を聞きいれた上で自分の意見を伝え、逆に子どもは実績を残すために必死に練習して結果を残し保護者でも分かるようにプレゼンをする必要があります。

プロ野球とプロゲーマーの道は違えど、その考え方は一緒です。
夢を語るだけではなく自分から積極的に行動していきましょう。

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