2022.12.07

自分のミスや失敗を人のせいにします
eスポーツ専門放課後等デイサービスTJ-es

こんにちは。札幌eスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。




TJ-esお悩み相談室です。

本日のお悩み、コチラ。



子どもの頃って、「ママのせい!」「パパのせい!」って、全然関係ないことでも人のせいにされたりしますよね。

その突拍子もない発言に「はぁ!?」と腹を立てたりして。

それがある程度成長して、中学生・高校生でも変わらずそういう反応が返ってくると、心配は大きくなりますよね。

「あれ?いい加減自分のことは自分で解決しなさいよ」と思うのは当然です。


ただこれ、

自閉スペクトラム症(ASD)の特性のひとつだったりするのです。


発達凸凹、とくにASDと診断を受けている子は、
「なにか違う…」「うまくいかない…」「怒られる…」と
生活の中で数多くの違和感を抱いています。

そのため

「自分を守りたい(自己防衛)」

が働くのです。

自分を守るために、ウソをついたり、人のせいにして、自分が傷つきすぎてしまわないように、守っているのです。



また、自分自身の評価が低いことで、

「周囲からの評価に過敏」

になりがちです。

完璧主義。少しでもダメなところがあると気になる。自分の失敗を受け入れられない。認められない。

これは、周りから見てると「なんでそんなこと気にしてるの!?」「なんで素直に受け止めないの!?」と思うことが多いのですが、本人にとってはそれが世界で、本当に向き合いたくないことでもあるのです。


そして、これに気付いてあげられず、

「なんで人のせいにするの!」「そんなことママのせいにしないで!」「パパだって考えて言ってるんだよ!?」
と伝えると、その子の自信はどんどん削られていきます。


これがまた難しいのですが、
人のせいにしたことには触れず
「はい、急ぐよー」というその状況を促す声掛けや、「ちゃんと準備するにはどうしよっか?」というこの先どうするか考えることに切り替えられると◎です。

また『白か黒か』『0か100か』で考えやすい傾向があるため、
できたら褒める、出来なかったら叱るというよりも、
取り組み始めたら褒める。進んだら褒める。進まなかったらスルーする。何もしなければ促す。
など、「少しだけでもできたら良いんだ!」「カンペキじゃなくてもOKなんだ!」
とわかってもらえたら、それだけでオッケーです!!


「なんなの!?」

と心を荒立ててしまうことでも、理由がわかればちょっとだけ平穏でいられますよね。

「どうしてなの!?」「しんどい!」という思いを教えていただけることで、保護者のみなさまと一緒にお子様のサポートを進めていくことができます。

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