こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
TJ-esお悩み相談室です。
本日のお悩み、コチラ。
なんですか!?ってなりますよね。
『見守る』って、不思議な表現だなぁ~って私も思います。
始めて福祉に携わるスタッフの様子を見ていても、『見守る』を習得するの大変そうだなぁ~と思って見守っています。
あ、先にお伝えしておきます。
『見てる』と『見守る』は、別物です。
たとえば
お仕事の経験がある方なら、、、
初めて入った会社で、手取り足取り教えてくれる先輩。
「あれ?この人いつまで経っても私のそばから離れない…それどころか、私の仕事、この人がやってない…?まだまだ評価されないし…先輩が私のやる機会奪ってるのでは…?」
そんな状況下で、成長する自信、私だったらありません。
どんな失敗があるかある程度予測し、思い切って任せてみる。
上手くいっているときは伝える、間違ったときは正しい方法を教える。
そのプロセスに、『見守る』があります。
大人は、様々なことを経験しています。
もちろん、学生経験がない大人はいませんし、自分の経験値から「宿題やらないと怒られる」「勉強しないと進路が狭まる」「生活習慣が身についてないと、将来暮らせない」と、容易に想像することができます。
それゆえに、「宿題やったの!?」「勉強したの!?」「お風呂は?歯磨きは?」と気になり、やっていないと心配になります。
ええ、心配になりますし、やらないとイライラしてきます。
そんなとき、
「あーもう!宿題代わりにやるわ!」
これは『見守る』ルールから外れてしまいます。
『見守る』ことで、成長に繋がる。
だけど、心配だしやらないと困るのはわかってる。
(しかもたいてい、「お母さんのせい!お父さんのせい!」と責任転嫁されたりして、またイラっとしたり…笑)
「もどかしい!そんな時間ないし!私がやった方が早い!」
そう思ったら、『見守る』ルールを意識してみてください!
ルール1.誰の課題か確認する
「宿題をしていない」これは、誰の課題…?
確実に、お子さまの課題ですよね。出さないで怒られるのも、経験。
我が子には失敗してほしくない気持ちはすごくよくわかるのですが、失敗することも『人生経験』であり、『権利』なのです。
そして、「宿題しないから口酸っぱく言ってるのにやらない!イライラする」これは、誰の課題…?
思い通りにならないことで、イライラしているのは・・・・・・
ルール2.境界線を意識する
「宿題しないからイライラする」「絶対すぐ終わるのに!あとで「やればよかった~」ってグチグチ言われるのしんどい」「責められるの、辛い」
お子さまとの関わりの中で、感情を揺さぶらないことがないと思うんです。
感情に揺さぶられたとき、これを意識してください。
あなたと私の境界線。
「宿題しないのを見るとイライラする」
これは、私が心配しすぎてイライラするだけだから、「やりなさい」って言うけど、それ以上は言わないようにする。
「あとからグチグチ言われるのがしんどい」
これは、やらない選択をした子どもが悔しがってるだけだから、「次ちゃんとやりなさいよ~」って伝えたあとは、BGMとして聞き流そう。
「なんでやってくれなかったの!話しかけたからやる気なくした!とか、責められるのが辛い」
これは、子どもがやりたくなくて言ってるだけだから、責められてるように思うけど、私の問題ではない。
『見てる』と『見守る』は違います。
『見守る』は、子どもたちの将来を見据えて、今何を学ぶべきなのか、
「自分の失敗から学ぶ」のか、「成功を積み重ねる」ことなのか、「色々な方法を知る」のか、見極めて様子を『見守り』、必要な時に『声をかける』『褒める』『修正する』ことが必要なのです。
保護者のみなさまにも「見守ってほしい」とお伝えするときはあります。
「自分でお休みの連絡できるようになってほしいから、『見守ってください』。もし、自分で連絡しようとしても緊張して「できない!お願い!」と言われたら、保護者の方から連絡してもらえると嬉しいです。お願いすることも、成長の一歩です。少しずつ、進めていきましょう。あ!自分で連絡出来たら、「すごいじゃん」って言ってあげてください!」
お伝えするときは、見守ってほしい内容と、その後の行動もセットでお伝えしています。
『見守る』のは、支援者だけの力では成り立ちません。
日々一緒に過ごしている、保護者のみなさまの力を借りて、よりよい支援を提供できるように努めています。
現在、札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」では、将来の就職に向けて学びたい中高生の方やその保護者のみなさま、学校やクリニックのご担当者様からの見学・利用体験・ご相談・ご質問などを随時受け付けております。
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