こんにちは。札幌のeスポーツ専門放課後等デイサービス「TJ-es」です。
eスポーツ専門放課後等デイサービス TJ-esは、13歳〜18歳(中高生)の世代が、eスポーツを通して将来必要な働き方・働くスキルを学べる場所です。
TJ-esに通うメンバーに
『APEXを教える!』と決めて、新たなスタートを切ったtomatoさん。
今日はそんなtomatoさんのことを、スタッフがどう見ているのかインタビューしてみた。
――まず、tomatoさんから『他の子に教えてみたい』って聞いたとき、どうでした?
元プロゲーマーS:僕は、嬉しかったです。
eスポーツ指導員F:僕は単純に、すごいなって思いました。中学生で「教える」って。僕が中学生の時に人に教えるってことを、「やってみよう」って思ったことがなかったので、勉強とか自然に教えるってことはありましたけど、(tomatoさんの)自ら「やってみる」っていうのが、単純にすごいなって思いました。
――実際tomatoさんが教えてる場面見てると思うんですけど、どうですか?
eスポーツ指導員U:がんばって教えてるなって思ってます(笑)
eスポーツ指導員F:最初は「教える」っていっても、中学生レベルって、単純に教えるって感じなのかなって思ってたんですけど、結構本格的に教えてて、自分でも「教えよう」っていう意識をちゃんと持っているのが感じ取れて。素晴らしいなって。成長できるだろうなぁって感じました。
eスポーツ指導員U:オーダーとか、すごい上手いですね。
元プロゲーマーS:教え方も、最初は「どうやっていいかわかんないかな?」って僕は思ってたんですけど、全然そんなこともなく。割と自然に、アドバイスしてるかなぁと思います。
言ってることも的確で、スタッフからしたら、すごいありがたいなぁっていうのが本音ですね(笑)
TJ-esメンバー全体的なスキルアップになるよなぁって思うと、ありがたいですし、嬉しいなぁって感じですね。
tomatoさんのためにもなってるだろうし、一緒に強くなってるなって。
あとは、教えてもらってる子たちから、かなり『尊敬のまなざし』じゃないですけど、特にDJ.TAKANYAさんから尊敬されてるなーって。年齢は(tomatoさんの方が)下なんですけど。他にも、いつも(ゲームプレイ中に)言い合ったりしてる子でも、尊敬はあったりとか、褒めてる部分もあるんで、そこは認められてるのかなって思います。
――みんな、いい意味で教わってる感がないじゃん?
教わってるんだけど、(教わってる側が)かしこまってるわけでもないし、変な上下関係が出来てるわけでもないし。楽しくやってる中で、一緒に練習してる子のスキルも上がる…みたいな。
天才か!?って感じ(笑)
元プロゲーマーS:上から言うっていうか、同じ目線に立って一緒にやってるっていうのは、良いことだと思います。
――ケンカ(中学生男子らしい言い合い)もするしね(笑)
元プロゲーマーS:まぁ、そうっすね。
eスポーツ指導員F:しっかり、人を見てるんだろうなって思います。教えているスタッフとかを見て、真似て、参考にしている感じはすごい感じ取れて。一緒にやってる子のこともちゃんと見てて、「これ、こうしよう」とか、的確に言ってるので、「ちゃんと見てるな」と思います。
eスポーツ指導員U:tomatoさんが、すべてにおいて「上手くなりたい」っていう向上心がみられるのが、すごいなって思います。
eスポーツ指導員F:あと、自分の意見だけじゃなくて「オマエたちの意見もほしい!」って言ってて。
――言い方(笑)
eスポーツ指導員F:でも、それ言えるのすごいなって。教えるだけの立場じゃなくて、そっちから見てどうなの?ってことを思えて、それが訊けるのがすごいなって思います。
元プロゲーマーS:プロチームとか競技シーンの選手って、オーダー(IGL)に最終決定権があるんですけど、それまでに色んな情報とか意見を取り入れた中で、案が何個かあるんですよ。それを決定するのがオーダーなので。正直、案は、いくらあってもいいんですよね。
強いチームになるほど、メンバーの一人ひとりが周りの状況みんな確認して、案出し合ってるので、そこらへんも意識してるのかなって。
自分ひとりが全部正しいとか、相手を下に見てるんじゃなくて、「一番うまいからやらなきゃいけない」じゃなくて。
「一緒に上手くなっていこう」っていう姿勢が見れたのが良かったなって。
――そもそも(他の子のこと)「すごい」って言ってたもんね。初心者なのにゴールド(ランク)行ってるって、すごい!って。
eスポーツ指導員F:相手を尊重できるのがすごいですよね。
――伸びしろしかないですね。
とにかく、スタッフも舌を巻くほど教え上手なtomatoさん。
tomatoさんの手ごたえはどうなのか。
次回はtomatoさんの思いに迫る。
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